#1 98/07/31〜08/03
■ 98/07/31 Fri ■
活性化エネルギーが異常に高い。要はなかなか動き出せないということ。尻が重くなったということ。あちこちにメール入れたり、マックの掃除をしたり、夕方まであいもかわらずネットの中にいる。久々にデュオをもちだすから大変なのだ。思い切ってタップの電源をオフにしてやっとパッキング開始。すべてにだらだらモード、しかしそれもまたいい。考えてみれば、これまでしゃかりきに走りすぎたから。
ようやく10時半出発。西名阪にあがったとたんに元気のスイッチが入ってしまう。調子良かったら北海道渡ったろかなんて(笑) 一気に関まで走ってガス入れ休憩。Kiyomiに電話。あこちの声も聞こえてお得(笑)なんて思ってたらヒットポイントが急にダウン。急ぐわけでもないから亀山でR1におりて、R23で長島まで走ったところで、いきなりいつもの秘密のライダーハウスで沈没。う〜ん、どうもいかん、中山道まで入ってるはずだったのに(笑)
■ 98/08/01 Sat ■
日頃の睡眠不足か、よう寝た(笑) 暑くて目が覚める。プレハブは暑くていかん。もっと寝たい(笑)
時間考えたら、ふっといたづら心が(笑) ぎゃはははは、R23に戻って、めざすはぼぼごおり! 測ったように10時チョイ前に蒲郡到着。まずはマクドで朝飯と、蒲郡ジャスコに行ったら、な、なんと、マクドはジャスコの中にあって、10時開店。見れば5分前。めんどくさいので開店まで待つことにした。暑い!汗がだらだら噴き出る。やっと中に入ったら、ほんま売場のすみっこのスナックコーナーの一画にマクド。悪い予感がした。モーニングセットがない。でやぁ〜、おまけにコーヒーのおかわりもできないなんて最悪ぢゃん。マクド入るのは最低でも2杯のコーヒー飲むためやぞ。まぁいい。蒲郡のターゲットはマクドちゃうねんから(笑)
たったらったたぁ〜とMAXへ。店の前のいっぱいクルマおいたる端っこのほうにバイクをとめて、中をうかがってみる。これでJUNKOおらへんかったら最低やもんね。なんのためにこのくそ暑い東海道をは走ったのかわからんぢゃないの。ふっとJUNKOが見えたので、メットをかぶったまま、じゅわぁ〜〜〜ん、あ、これはマックの起動音だ、じゃーーーんと店に入っていってやった。
瞬間に「まごぉ〜!」の悲鳴。ぎゃははは、この悲鳴聞きたさに暑い東海道走ってんだからね、余はうれしいぞよ。ふふふ、こうなればもういっぱつ「ぎゃああ〜」と喚かせたい。をい、「みこを呼べ、大きな黒いごきぶりが出たから退治しに来い」ってMIKOに電話入れさせて、あ、そうそう、いいかげん電話番号くらい教えろよな、MIKO。いた電すんのに不便ぢゃないの(笑)
10分もしないうちに恐怖のわいがおるともつゆ知らず、MIKO登場。それにしてもヒマなんか?(笑) ごきぶりはごきぶりらしく店の中で隠れといたった。頃を見計らってごきぶりぶりって出て行ったら、「ぎゃああああ〜」うははは、余は陰毛本望ぢゃ。こうしてまずはぼぼごおり襲撃成功!しかしなぁ、仕事しとるところに突然行ったら、あとがあかんわなぁ、一緒に昼飯でも食うつもりやったのに。
かくして再び東向いてひとりで走り出す。豊橋を過ぎて、浜松にさしかかると、うんざりしてきた。R1走っても全然ツーリングしてるという気にならない。えいっ、と浜松インターから東名の人になる。東名の人になってかっとんでもどうもツーリングの気分になれない。まっすぐ東京に入っても時間が早すぎるし、そう、それに蒲郡で食い損ねた昼飯も食わないかんし、というわけではい、きょうの昼飯です。
ほんまはすまる亭か倉沢屋で食いたかったけど、まぁいいかぁ。650円、サクラエビかきあげ天丼。ふふふ、次なる襲撃目標は...と、富士で下りてお山を目指して上がっていく。富士宮を過ぎたあたりからぽつぽつ降り始めた、いかんなぁ、どっと厚い雲があるし。田貫湖のあたりから本格的に降り始めた。ええい、走り抜けたら勝ちやと走ってはみたけど、ずぶずぶのびちょびちょでそれが冷えて寒い、というよりちべたい。案の定第7サティアンで雨も上がったので、ACOOPの軒先にとまって、Tシャツをしぼった。じゅるじゅると水が滴る。着替えはコンテナのなかだしこの先降ってなさそうだから走ったら乾くだろうと(笑)、とりあえずカッパを着る。順番が逆やて(笑)
「あそこにいい道があるんだけどねぇ、走り回るので通行止めになったよ
「第7サティアンはもうすぐ撤去だよ
半分雲に隠れた富士を見ながら軒先で地元のおっちゃんと15分くらいくっちゃべる。
『脱ぐ降る着る止む』の法則通り、カッパを着て走り出したら、すぐに雨があがった。あっちゅう間に河口湖。さてここからが探偵まごですら。キータームは3つ。これで特定の人物の居場所を突き止める。ふふふ、ボクにしたら簡単なもんよ(笑)
で、そのキータームは本人のたつての希望により伏せておく。
やっぱり山梨来たら、ほうとうだろうね、それも甲府の駅前の小作ぢゃ笑われます。ここはひとつ、太宰フリークのボクとしては、かの月見草がよく似合う『峠の茶屋』で食うとかんなね。というても峠の上まで上がらんでもその下にどっちが本店だかわからんねんけど、『峠の茶屋』があったので思わず日和ってしまう(笑)
「ほうとう!」その一言で決まり(笑)
洗面器みたいな(ちょっとオーバーか(笑))鉄鍋のほうとうが目の前に現れる。
「ねえちゃん、ここのほうとうむちゃくちゃ大きいな」
とほうとうを運んでくれたおねえちゃんがあまりに可愛かったので、ついつい話しかけてしまった。したら、そのおねえちゃんも仕事ほったらかしてようしゃべる。やっぱりボクはええ男なんやろか。ぐはははは。
「なぁ、なぁ、デジカメで一枚写してもええ?」
はぁ、食うた、食うた、腹いっぱいやんか。野菜がむちゃくちゃようさん入ってるねんで。ほんでですね、味噌煮込みうどんやんけといえばおれまでやねんけど、味噌煮込みにしてはあっさりしててなんぼでも食える。いうてみたら味噌仕立ての野菜たっぷり鍋にネイティブというたらええんやろか、ごりごりとしたうどんをぶちこんだってところかな。
「なぁ、こっから東京までどれくらいかかる?」
「夜中だと1時間ちょっとで行きますよ」
ふむ、ふむ、ということは下道走ったら、2時間だな。
をっとっとと走り出す。御坂峠のトンネルを越えたら甲府盆地。快調に走ってR20に出て、高速は乗らずにR20を快走。ふふふ、夜風が心地よぉ〜い。大月にさしかかったらおりからの花火大会。しばしエンジンをとめてどかぁ〜〜ん、どかぁ〜〜んに見とれる。やっぱり花火は夏だな。
再び快走、と、相模湖にさしかかったあたりから渋滞しはじめる。なんでや? えっ、工事中? なぬ相模湖花火大会? なんかわからんけど、クルマ多い(-"-) やっとこ、高尾、ふむ、ここまで来たらサクセース、なんてシャレてもわからんかなぁ(笑) ところがどっこい、八王子からさきが信号地獄よ(;_;) もう堪忍してくれというくらい信号につかまる。うひぃ〜っやっとこさ環7に入って、大森はChiki邸到着したのは1時近かったか。疲れたぁ〜と、そこに待ちかまえていたのは...
ひ、ひ、ひ、続きはもうあしたにしよ(笑)
■ 98/08/02 Sun ■
Chiki邸に待ちかまえていたのは...鬼っこ5人(爆)
もう疲れはてたから寝かしてくれというのに....をい、うそ書いたらいかんぞ(-"-) いや、ボクには鬼っこに見えました(笑) ぼぼごおり襲撃精鋭部隊+チキ、これがどんなに強力かわかるやろね。ボク、最近おとなしいもん(笑) そうそうまいちん曰く「まごさんのおとなしいのがなんか不気味」って、だってボク、恋しちゃってるも〜〜んだ(自爆)
あ、JUNKOのおみやげの海苔ちゃあんと渡しときましたよ。速攻で食べました。
寝たのは3時を回ってたか。ふっと目が覚めたらもう鬼っ子たちは起きていた。みんな起きてたけど、再び眠りの淵にはまって行く。次に目が覚めたのが10時過ぎ。もうピナ子はいなかった。富士ロックへ。元気ぢゃのう(笑)
きのう KIKUちゃんが持ってきてくれたというパンでもないし、あれって何だろ、そのあれを食べて、また眠たいから二度寝、いやかな。あ、その起きてる間にのりこも帰ったんだよな。あ、そうだっ!はっきり言うときますがね、のりことは昨晩、激しく、をい(-"-) 何もありませんでした。うりゃ、まいち疑惑を生むような写真貼るなよな。だってボク、恋しちゃってるも〜〜んだ(再度自爆)
三度寝から目が覚めたのは「こぱぁ〜ん、こぱぁ〜ん」というよしきのバカ声。はっと見ると、よしきとまいちはリュック背負って退却の準備万端。
「ごはん、食べに行こ」
とやっと起き出した。
外に出ると暑い、あぁ夏の日よ(笑)
ちょっと歩いたら、中華があって、チキやん「あ、ここおいしいです、はい」と即決で中華に入る。「ここの水餃子がおいしいです、はい」それで即決「焼きめしと水餃子」「やきめし?」あ、この子、ネイティブのチャイニーズぢゃん、チャイニーズの女の子って可愛いのね。チャイニーズ、ブスいないある。あ、おるか、江青女史(笑)
皿にがばっと盛られた水餃子現る。うめぇ〜〜っ。焼きめしまぁまぁ。家庭ミェン、おいしかった?>よしきん
腹いっぱいになったところで、よしき&まいちと別れる。一旦チキ邸に戻って、さぁこれからどうするべかとCanaに電話入れて、デニやんと会おうかと話した。
「チキやん、赤坂におもろい友達おるから一緒に行けへんか」
チキやんは電車で、ボク、バイクで赤坂見附で落ち合う算段。もはや東京を地図無しで走り回れるようになってんだよん。あらよっと赤坂見附到着。が、しかし日曜だからなのか、何とかいうイタ飯屋は休みだった。しゃあないね。Canaに電話入れて、
「店休みだで、また今度にしよか」
チキやんがやってくるのを待つ。しかし暑いなぁ。
ほどなく現れたチキやんとしかたなしにコージーコーナーでお茶する。お茶しながら、チキやんのアメリカ行状記を聞く。ほんまチキやんは不思議。意外とよくしゃべるのね。
チキやんに見送られて東京をあとに。う〜ん、しかし結構平面的に東京の地理を把握できるようになってんだけど、首都高の乗り口がわからんで、R4を荒川まで走ってしもたやいの。首都高に乗ったところで、次なるターゲット、うでやんに留守電を入れておいて、首都高、東北道とぶっ飛んで行く。なぜかクルマが少なくて快走、快走。高速って快適ね(笑) でもつまらん。
佐野SAでガス補給がてら、もう一度、うでやんに連絡。今度はうまく連絡がとれて7時にJR宇都宮駅まで落ち合うことにした。ばっちりのタイミングで宇都宮の市街に入れたんだけど、宇都宮の街はちょうどお祭り。宇都宮の駅まで行くの、規制でややこしかったなぁ。よりによって祭りかよぉ。
まずは宇都宮の駅の裏(なんで表とちゃうねん、とうでやんに聞いた)の餃子像で記念撮影。祭りの人波をかきわけ、しかしその間にも浴衣姿で踊るおねえたんの品定めをしながら、うでやんに連れてかれるままに『正嗣』へ。店に入った途端、「きょうはもうオシマイだよ」とオヤジ。
「あ、そう」とすぐに納得してしまうのはうでやん。
「大阪からバイク乗ってきてんで、かめへんやん」と強引なわたしです(笑)
まんまとありつきましたやん。をい、きょうの昼も水餃子やぞ。うん、しかし餃子なら3日続けても食べれるぞよ。まずは焼餃子1人前。はい、皮がぱりっとしておいしいです。具も非常に細かくオーバーだけどクリーミー。焼餃子を食べ終わったころに水餃子が湯につかって登場。こっちは皮がとろけるのね。昼の水餃子もうまかったけど、さらに『正嗣』の餃子のほうがきめこまかくておいしいのねん。あ、よく○○より●●のほうがおいしいとか主張したがるやつがおるけど、ボクの場合は○か×かのどっちかしかないのね。しいていえば◎がつくかどうかだな。餃子でいうたら博多の鉄鍋餃子は◎だけど、テムジンはいまいちだったかな。
そこからふらりと歩いて、うでやんはなんかわからん路地を入って、まるで「をい、体育館の裏に顔貸せ」みたいな倉庫裏にボクを連れてった。とある店の前で
「ちょっと休んでいきますか」
と、をい、いまなって気がついたけど、「ちょっと休んでいきますか」って女の子をホテルに連れ込む台詞やろね(笑)
そんで入ったのが宇都宮で唯一みたいなDJバー。さっき餃子食うたとこだし、ほんまはビールと行きたいとこだけど、これからまだ走らなあかんのでちょいと自重した。栃木くんだりで自爆したないもんね。あ、そうそう、さっきの『正嗣』は完璧に餃子専門店。ビールもないのだよ。メニューにあるのは焼餃子170円、水餃子170円だけと徹底してる。あの餃子170円は安いよ。宇都宮のたこ焼きだな。
さてうでやんと会って、ボクはすぐに「きょうフジコは?」と聞いていたのだ。そしたらうでやん、なんちゅうたと思う? 「きょうは週に一度の家族そろっての食事の日」 この大うそつき〜! はっと見るとその店の外にフジコがいるではないか。
うでやんにそう言われて、どうせもはや人妻とあきらめていたのに、うでやん曰く「まごさん、呼びよせたな」ふふふ、フジコはボクのお気に入りだもん、ほら、ちゃんと人妻になっても、誰かみたいに島流しにせずにボクの隣においたるやろ(爆)
でも会われへんと思うてたのに偶然とはいえ会えたら嬉しいなぁ。会われへんと思うてたから余計に嬉しかったわ。しかし今回のツーリングはハイペースだねぇ、2日で巡礼ボード、ML関係で10人だもんね、それもいっぺんとちごて4ヶ所だもん。フジコのクルマでバイクをおいといた駅前まで送ってもらって、フジコの結婚式の写真を見せてもらった。可愛いぢゃぁぁ〜〜ん(^^) 旦那はねぇ、ヒゲを剃ってしまったナックみたいかな(笑)
うでやんのクルマのあとについてでやぁ〜と走る。左、左、右、左、ああもうわからん、たぶんまわりは田圃だろ、真っ暗な田舎道を矢板まで爆走。風がここちよい。矢板のセブレブでそれぞれあしたの朝飯のパンを買って、R400との出会いまでまで先導してくれた。こっからさきは自分で行きなさいと冷たく突き放された(笑) うそ、うそ、う〜ん今晩寝るのどこがいいか二人で思案した揚げ句です(笑)
うでやんと別れて一人で走り始めると、ごくわずかだけど雨が、ときおりガスったような感じでじきにブーツの中も濡れる。時すでに12時をまわっていたか。那須元湯に向けてどんどん高度を上げて行くにつれて、しだいに小雨模様になってきた。なんせ有料道路代をケチするためにも夜のうちに料金所だけはパスしておかないと。まわりはもう真っ暗。天気が悪いから月明かりさえない。ふっとライトの中に青少年なんたらとかが浮かんだとき、はっと右手に格好のテント場が。ここだぁ〜とバイクを止めたはいいけど、ほんまの真っ暗闇でほとんど手許さえ見えない状態。雨はあいかわらずぽつぽつと降っている。そんななかでやけにテントの設営に手間取ってしまった。やっとシュラフにもぐりこんだのは1時を過ぎてた。
■ 98/08/03 Sun ■
うでやんは別れ際に「あしたは、かっこぉ、かっこぉで目が覚めるのか、いいなぁ」と言った。現実は厳しいのだ。悲しきおばちゃんの話し声で目が覚めた。かっこぉには歳くいすぎてるよ。すでに10時半、ははは、かっこぉの時間はとうに過ぎてんだよな(笑) まぁそれもいいです。ゆっくりコーヒーを入れて、マックを取り出して日記を書いていたら、あっという間に12時を回っていた。雨も上がってたし、出発、出発。出発してエンジンを2、3べん回したら、北湯に着いてしまった。
バイクをおいて歩いておんせんへ。長い間、行こう、行こうと思っていた温泉だけに胸がふくらむ。10分ほど歩いてやっと旅館に着いた。700円、安くないな(-"-) はじめ見た外にある湯だけでなく、(旅館の)中の湯も入っていいですから、と言われて、はい、ゆっくり入りますと、まずは外にある湯に。誰もいない、しんとした湯にとうとうと湯だけが流れ込んでいる。さっとかかり湯をしたら、熱いのなんの、さすがのボクでもこの湯には入れないな。ためしに足をつけてみたけれど、膝までがやっと、熱くて悲鳴をあげてしまう。しからば外の露天に入ってカラダを馴らしてからと、すっぽんぽんのまま露天に移った。ぎゃははは、この露天はいちおう混浴だけど、女はまず入れないだろうな。だって旅館にやってくる道の脇で、そしてだだっ広い。旅館のオヤジが道楽でつくったプールってところ。おまけにこけでぬるぬるしている。が、しかし、きっちり片道だけど泳いでやった。どうもこの露天は落ち着かない。湯に沈めたパイプ椅子まであって、それにも腰かけてはみたけれど、どうもしっくりこない。もう一度外の内湯(?)に戻ったけど、やっぱり熱い。しかたがないのでさっとシャツとパンツだけはいて、旅館の中の内湯に移動した。暗くて迷路のような廊下を歩いていると、なるほど、ここはイヤだというやつもいてるわなと納得できるような造り。廊下がぎしぎし鳴るような。しかし二股ラジウムに比べればまだきれいよ。きれいというより歴史的な異物の中に居るようでボクは満足。廊下をつきあたったら突然風呂があった。大きな大きな天狗の面が2つ壁にかかっていて、決してお世辞にもきれいとはいえないけど、ボクはむちゃくちゃ気に入ったな。
風呂から上がって、旅館のおばちゃんの話を聞いていると、一泊7500円と安い。一瞬ぐらっとくる。もうここに泊まってしまおうか、きょうもうすでに50キロも走ってたら、きっと泊まってしまってただろうな。なんせ5キロも走ってないし、天気も良くなってきてたのでもうちょっと走ってみたかったので泊まらなかったけど。う〜ん、やっぱり泊まればよかったかな。
甲子有料道路、920円高い!、を走り抜けて、白河に出る手前から、県道、町道を走りつなぐ。むちゃくちゃ気持ちいい。去年の夏のツーリングはとにかく走りきるばかりだったから、こうして自分の道を捜しながら走るというのはすごくおもしろい。その瞬間に自分の道なんだよね。御霊櫃林道に入る前にA-COOPで食糧を買い込んで、えいっとばかり御霊櫃林道に入って行く。入った途端、『全面通行止め』の看板が。そんな殺生な(^^;; まぁバイクやったらなんとかなるやろとぐんぐん上がっていく。工事は峠頂上付近の舗装工事だった。バイクを下りて現場をのぞきに行くと、おっちゃんが手招きしてくれた。ラッキー(^o^)
峠から猪苗代湖側はダート。今回と言うか、今シーズン初めてだな、ダートは。必要以上に慎重になっている。慎重というよりか、ビビってるのね。ビビったらよけいずりっと滑るのに。案の定、一度ずりっときてひやっとしたな。ダートを下りながらきょうのテント場さがし。はなから林道のどっかでと考えてたから、できるなら猪苗代湖が見えるところがよかったんだけど、林道脇に格好のスペースを見つけてさっさとそこに決める。メーターを見ると本日の走行92キロ。それもまた良しです(笑)
テントを張りながらいきなりさっき買ったばかりの焼き鳥でビールをぶしゅっ。余裕のよっちゃんやね。と、朝にパンを食べただけだったから、空きっ腹によう回る。テントを張り終えたとたん中に入って寝てしもた。
ふっと目が覚めたらまだ明るい。時間はと見たら、もうすでに8時半。牛タンも食べなあかんし、ニンニクの芽もあるし、ごそごそ起き出してほの明るい中で牛タンを焼いた。ビールはもうない(笑) ほの明るいったって、暗いからね、塩をかけすぎて辛い、辛い。ちゃんとレモン汁までもってるあたりは大したもんでしょ(笑)
ニンニクの芽とモヤシの牛タン炒め蒸しをつくってみたけど、腹がぱんぱん。食いすぎてるわけでもないんだけどね。しかし誰もいないこんな山の中でニンニク食うてどないしたらええねん(^^;; って、お決まりのコースですな(自爆)